00とセブンX

>00
 プトレマイオスって、ガンダムが電池なのね。

 ガンダムの介入をめぐって国が右往左往する様は、
 結構見ていて臨場感がある。
 的確に情報収集を進めていくのも納得だし。
 とはいえ、今回はそこくらいか……?
 
 あ、あと個人的には、アイアンクローのあと、
 ガンダムの顔にヒビとか入ってるとカッコよかった。
 あれで傷一つないのは、変。
 というか、演出としての面白みに欠けるかも。

>セブンX
 今回でやりたいことは完全に見えた。

 近未来の人々の社会の隙間に入り込んでくる宇宙人。

 よくよく考えたら旧作セブンの世界も、
 今でこそあまり感じないとはいえ、
 当時は技術的にありえない近未来の話だったんですよねー。

 違うように見えて、実はコンセプトとしてはこれでもか!
 というくらい旧作のトレースなのです。
 近い将来、我々がおかれるであろう状況を前提に、
 そこに暗躍する異星人の影を追う……。

 そして、2話、3話は実にその通りの話をやってくれました。
 地味かイロモノに見られるかもしれませんが、
 確実に面白いですねー。

昼の愚行への愚考

>本日のTRPG
 あんまりブログには書きませんが、
 ほぼ毎週TRPGしてますよ。まだ。
 ただゲームをするだけで楽しくて疲れてしまうので、
 なかなかここに詳細を書けません。

 今回は初アキバイエサブでのゲームということで…。
 しかーし、そこでドッキリイベントが。
 FEARの矢野さんらのサイン会とバッティング。
 なんで俺らに卓許可したんだイエサブ

 しかもその目の前でやったゲームがゲーム。
 「六門世界RPG(新版)」と「ナイトウィザード(旧版)」。
 かたやSNE。かたや新版でたばかりにも関わらずと(汗)。

 マスター二人は楽しくゲームをしてくれたので、
 そこにまるで文句はないですし、
 媚を売るつもりなど毛頭ないのですが、
 「せめて、ガイアかアリアン持っていけばよかった!」
 と思ってなりません。

 何だかんだで批判もするのですが、
 1クリエイターとしてFEARの方は尊敬しているので、
 なんというか申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 お金ちゃんと落とすから許して。

スパイラル・アライブ

スパイラル・アライヴ 3 (3) (ガンガンコミックス)Bookスパイラル・アライヴ 3 (3) (ガンガンコミックス)


著者:城平 京

販売元:スクウェア・エニックス
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 さて、僕が絶賛してやまない『スパイラル 推理の絆』の
 続巻が登場。

 推理モノ、というかミステリものとしては確かな面白さ。
 しかし、この物語が『推理の絆』本編に繋がっている、
 というのは少々盛り上がりに欠くというか。

 『推理の絆』は、全てを読み合いにしたところに面白さがあった。
 いや、確かにそこで読者を放してしまったということはあれど、
 確実に物語として面白くなった。
 
 今作、アライブが、果たしてどこまで単品として、
 面白くなるのか。

 今回はその可能性を感じさせる人物の登場と同時に、
 「ブレードチルドレンセルフ同人」になる可能性を感じて、
 個人的にはかなりひやひやしているところ。
 単なる人気取りのための作品にはならないでほしい。

 
 関係ないけど『推理の絆』序盤とか見てると泣けるなぁ。
 あそこはまだ普通の少年推理漫画だと思って、
 ふつうに、歩とひよのっていいコンビだよなぁ、とか
 漠然と思ってた。
 最後の最後、その漠然すら物語のファクターだったのだから、
 やはり、僕の中でその衝撃は大きかった。
 
 でも、しかしながら、しっかりと完結したとはいえ、
 やはり、歩とひよのにはコミカルなどつき合いを
 していてほしかった思う僕もいる。

 『リトルバスターズ』や『ルルーシュ』もそうですが、
 ところどころで超展開があって、スゲーと感じても、
 初期の日常編の魅力的はまったく損なわれずに、

 いや、むしろ展開が変わって、
 「日常が失われた」ことを読み手自身が残念に思うのは、
 作者の意図がすばらしいくらいに成功した証拠であり、
 自分が作品にどっぷりつかった証拠でもあるでしょう。

 こう思わせたのはやはり上記3作がトップ3かな。

 フィクションである漫画や小説やアニメはもう、
 「日常が失われ」「非日常が訪れる」
 というのがある程度完成している形ですよね。
 
 なので、その部分にどれだけ引き込ませるかは、
 その作品の持つ大きな強さの一つなのでしょう。

ハヤテ13巻

Bookハヤテのごとく! 13 (13) (少年サンデーコミックス)


著者:畑 健二郎

販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 よく続いた!
 そしてアニメも3クール突入と波にのるハヤテ。

 今回は、大きく分けて、
 「メイドで地縛霊成仏の巻」「トラは町で射殺されるの巻」
 そして「お嬢様アルバイトをするの巻」の三本です。
 
 いやーやっぱりこのネタパワーはいいですね。
 ナギの突っ込み武器がヴィータ(なのはA's)の
 グラーフアイゼンだったりとか、
 アニメに劣らない剣劇シーン(畑さんひょっとして対抗した?)
 での、ハヤテの剣がダイの剣だったりするのは思わずニヤリ。
 (桂先生の側の剣も見覚えあるんだけど…だれかヒントを)

 そして、なんと言ってもマリアさん
 やはり、可愛くて真面目なお姉さんキャラはツボです。

 しかし、これはどこまで続いていくことやら……。
 時事ネタを盛り込んでいるので、マンネリにならないのは、
 なんというかお師匠譲りですね。
 いいか悪いかは、まあともかくとしても。

ぐだぐだ

ぱにぽに 10 (10) (ガンガンファンタジーコミックス)Bookぱにぽに 10 (10) (ガンガンファンタジーコミックス)


著者:氷川 へきる

販売元:スクウェア・エニックス
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 一番好きなのは、片桐姫子の4コマでGO!! 
 スネークさん面白い。
 ツンデレジュゴンはとりあえず水族館行け。

 ここまでグダグダで続いて、なぜか面白い漫画も珍しい。
 なんというか、こうすれば面白かったのにとかいう以前の。
 気を抜いて読めるという意味では最高の漫画だと思う。

 ここで、急遽ぱにぽにキャラクターランキング!

 1位 ネコ神さま
 2位 オオサンショウウオ
 3位 D組のジジイ
 4位 柏木妹
 5位 6号さん
 次点 くるみ

 ゲゲー!
 ケダモノ>爺さん>女の子の順!
 しかも、最近だれも目立ってすらない!
 
 だがくるみは俺のランキングの中でも地味な位置。
 さすが地味王。『まろまゆ(※)』で頑張れ。
 (※電撃萌王連載のぱにぽに外伝漫画)

 ちなみに、その『まろまゆ』でのランキング。
 1位 カッパ
 2位 魔法少女
 3位 棟梁
 4位 店長
 5位 妖怪家族
 次点 くるみ

 やっぱりケダモノメインかよ!
 そして……V2! 頑張れ俺の中のくるみ。
 絶対頑張らせないが。

リトルバスターズ

リトルバスターズ! 通常版Softwareリトルバスターズ! 通常版


販売元:KEY

発売日:2007/09/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 まだ萌えているぜ、
 もとい燃えているぜ! リトバス熱は!

 というわけで、通常版買いました。
 借り物でやっていましたが、
 よい! と感じたものにはお金を出すべき!
 それが「制作」を強くする!

 が、モットーの僕としては、
 KEYさんにお金を出さずにいられませんでした。

 不思議と感じる方には不思議な感情かもしれませんが、
 勤め先柄、今世を彩り、大きな産業となっている
 アニメ・漫画・小説・ゲームなどの業界の現状が
 むちゃくちゃ厳しいということを実感できることも大きいでしょう。
 アニメーターさんなんか原画1枚300円以下の世界だとか。
 雑誌ライターも、1ページの編集やってようやく数千円ですよ。
 娯楽メディアは、差別的職業なのでしょうか……。

 ともかく。
 リトルバスターズ、最高!

 ルートごとレビューを書こうと思ったけど、
 もうクリアしてしまったので、とりあえず端的に。スマヌ。

>三枝葉留加ルート
 まだ普通のエンディング。
 サブキャラ佳奈多との関係修復の話。
 まあ、どんな関係かは……一発でわかります。多分。
 主人公はあくまで依存的な葉留加と協調しながら、
 解決策を模索するので、恋愛の話というよりは、
 依存の話に見えるのがちょっと気になる。
 けども話としては作中で一番波が大きく、面白い。

 あと個人的に佳奈多は好き。
 真面目で頭が固いけど、自分なりのやさしさで動く。
 多くのファンサイトで言われているけど、
 後日談は一番見てみたいキャラクター。

>来ヶ谷唯湖ルート
 実は物語の確信に一番近いところにあるルート。
 6人分のシナリオは大きく分けて2つ要素があり、
 「ヒロインに異常が起こる」要素が強いものと
 「周りの世界に異常が起こる」要素が強いものがある。
 前者寄りは神北小毬・三枝葉留加シナリオ。
 西園美魚シナリオはそのど真ん中。
 後者寄りは能美クドリャフカ棗鈴
 そしてこの来ヶ谷ルートである。

 クドリャフカルートはあまりに状況だけが変わるゆえに
 翻弄されてしまうがこちらのルートでは何がおかしいのかを、
 じっくりと知らせていくように展開される。
 お楽しみ要素も多いが、強烈な引きのルートである。

>棗鈴ルート
 メインヒロイン。
 もう言ってもいいころだと思うので書くが、
 1度このヒロインのバッドを見ないとシナリオが動かない。
 だが、ここさえ抜ければ先が確実に変化していく。
 具体的な解説は……また日をおいてからとしよう。


 さて、ここでヘタレTオススメ攻略ルート。
 いろいろ意見はあると思うけれども、個人的にはこれ。
 鈴バッド→美魚→クド→葉留加→小毬→唯湖→鈴
 あるいは
 鈴バッド→唯湖→クド→葉留加→美魚→小毬→鈴
 徐々に、「世界の秘密」が明らかになっていくことを
 考えると、上。
 小毬ルートは最後の最後でけっこう絡むので、
 物語の移入性を高めるなら、下。

 あと、とりあえずクドのルームメイトは佳奈多
 (選択肢で、結局だれにも候補を絞らない)
 にしておくと、葉留加シナリオがちょっと面白くなる。

 そして、後は
 真人の筋肉に燃えろ!
 恭介の圧倒的なカッコよさに燃えろ!
 謙吾の男らしさとネジの外れたバカっぷりに燃えろ!

 他に何も、いうことはない……。
 絶賛布教中。