なのはStSとりあえず終了
魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.3
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画像はもっとも最近のDVD。
えーと、とりあえず26話終わって全部見たわけですが…。
今回ははっきり言ってあんまり評価は高くないです。
途中作画のゆれが酷かったというのもあるのですが、
大きいのはやっぱり物語展開。
いちおう面白いレベルのアニメではあるのですが、
無印、A'sとどんどん評価が下がってます。
無印を100とすればA'sは80。StSは70〜65といったところ。
見られないレベルではないですが、
面白い普通のアニメ以上のものには手が届かない印象。
無印は萌え魔法少女モノと思わせて、
メインテーマがバトルと友情という意表をついた方法、
その完成度が面白かったわけです。
A'sはそのバトル方面に特化しつつテーマは家族。
とはいえ、キャラ捌きと後半のテンポアップに辟易。
ただ確かに1ジャンルを構築する強さがありました。
しかし……今回のStSは、うーん。
恐らく今回のテーマは「仲間」と「師弟愛」。
序盤〜中盤にかけての何事もなさは、
終盤の波を大きく見せるのには一役買いましたが、
しかし、あまりにも何もしなさすぎた。
キャラの掘り下げが足りず、終盤盛り上がるところで、
まるで盛り上がれなかったのです。
新参4名、スバル・ティアナ両名のエピソードは、
一定は語られていたと思うのですが、
エリオ・キャロは要所で「足されていった」印象が強い。
ゼスト・ルーテシア・アギトも、後半で畳み掛ける感じ。
戦闘機人たちは、まあああいうポジションなんで
仕方ないとは思うんですけど……。
その結果、正直そこで胸張って独白されても…
というずれた印象に。
総じて26話を中だるみさせないだけの要素はありました。
ただ、それをあまりに放置しすぎていたのが残念。
あくまで、単なる1エピソードに留めたことで、
視聴者に想像する余地を残したといえばそうですが、
通してみると、足りなさ過ぎていびつ。
それが全体の消化不良感に直結しているでしょう。
折角いっぱいいいキャラ出したんだし、尺もあるんだし、
より人物の感情が引き立つように、演出して欲しかった。
あと漫画で補完というのはやめてほしい前提です。
その作品が好きだから、漫画などのサブエピソードを
見てみたくなるのであって、
あわせて一つの作品にして欲しいわけではないので。
とはいえ、今回もバッチリ収益は出しているはず。
都築さんに次回構想さえあれば、制作されるでしょう。
うーん、嫌いではないので、続けて欲しいのですが…。
何がよかったアニメなのかを見失わずにやってほしい。
今回、僕がStSに言えるのはこのくらいです。
A'sからどう捻ってくるかに期待してたんですが、
少々塩辛い感じになってしまいました。むむむ。
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しかし、今回作画ゆれが本当に酷くなってる。
目がないとかいう失態こそあれ、無印は安定していた。
バトルが増えたA's辺りから怪しかったけれども、
セブンアークスは持久戦苦手なのかなぁ。