ヒビキのマホウ2&五月病真っ只中

ヒビキのマホウ (2) ヒビキのマホウ (2)

著者:麻枝 准,依澄 れい
販売元:角川書店
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 えー、五月病です。
 いまの職場で続けるか続けないか。それが問題だ。
 いや、続けるなら2,3年くらいの覚悟で、とは思っていたんですが。

 しかし、実際職場の現状を見るに、結構厳しく……。
 魅力的で、且つ結構好きな職場なんですが、客観的に一企業としてみた場合は非常に納得できないというか、イライラする部分も多々あるので……。正直、ユーザーからのクレーム対処とか、物品の発送とか、管理とか、本来社員が責任をもたなければならないところを、バイトという立場の人間に任せて放置しているのがおかしい。
 どうにも、上に紙と液晶だけを見ていればいいと思っている風潮があるように見えて、かなり苛立ちのつのる昨今です。もちろん、それがとっても重要な仕事ということは、わかるんですがね。ただ、繰り返しますが一般の企業としてみた場合、あまりにも不健全。これも、あくまで理想論で、よその企業も隠しているだけかもしれませんけど……。

 あと、これは完全に私的ですが、ネタは幾つも浮かぶのに、文章を書くチャンスがない。1〜4月よりは段違いに仕事量は減っているのですが、かといって、グダグダ小説執筆に費やすほど暇というわけでもなく。


 ……ま、このまま愚痴になるのもなんなので、レビューを。
 ヒビキです。鬼でなく。

 前作と同じく「ファンタジー世界の要素を、ほのぼのドラマに仕上げたら」という感じですね。一話一話は結構面白いです……が、やっぱりいい話すぎるというか、綺麗に終わらせすぎている部分も感じてしまって、毛色の違う話がもう一本あればなぁという感じが拭えません。

 ひとつひとつのまとまりが良いので、その点はお薦め。
 上記のコンセプトに抵抗の無い人は、まあ気にならずに読めると思います。
 
 どうも、僕は悪い奴なので、綺麗な話は技巧に優れた+αがない限り、あんまり好きになれないところがあるようです。とはいえ、全部ヘルシングとか、あるいはバガボンドのようにどぎつい感じの話になっても困るのですが……あ、そういや、バガボンドと新・ブラックジャックによろしくのレビューも書こうと思って忘れてた。何だかんだで最近は読んでますね。漫画ですが。

 やっぱり漫画は、早く読めるのが強い。
 何だかんだで忙しい現代日本に適したメディアだと実感。
 小説も読みやすさは、必要か。
 欧米の就業体制なら……どうなんだろ? トマス・ハリスみたいな、変な方向に特化したものが受け入れられるわけだし……。

 はっ!
 いかんいかん、仕事と結び付けては。
 ああー、だめですねぇ。

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※一稿後、加筆&訂正。
 ちょっといじりました。
 しかもそのあとさらに修正。
 誤表記迂闊。