ガンダム漫画2
トニーたけざきのガンダム漫画 2 (2) 著者:トニーたけざき,矢立 肇,富野 由悠季 |
さて、リュウさんにSMスーツを着せ、
「ブライト艦長はこーい弾幕がお好みだ!」
といわせ、あとがきで安彦良和氏に
「くたばれトニー!」
という副題までつけさせた衝撃の問題作の第二弾がやってまいりました。
内容。
タイトルはまちがいです。
正確には、
「トニーたけざきのガンプラ漫画」
であり、多くの作品で、モビルスーツはすべからくプラモのみ、トニー氏はふきだしのみを書いているといっても過言ではありません。しかし、キット制作はトニー氏です。
ザクを無駄に改造したり、シャア専用ボールなる奇怪なマシンを開発し、あろうことかカトキ氏にデザインを発注するという全力全開ぶりです。
ガンダムをここまですがすがしく侮辱(もちろんgood!な意味)できるのは、トニー氏、そして「ガンダムさん」の大和田氏をおいて他にはないでしょう。
しかしこの本がすごいのは、色。
本の4分の3が4色カラーという豪華版。
以前どっかで書いた通り、4Cというのは結構お金がかかるので、それでこの値段に抑えたのはすごい――いやいや、これだけ贅沢をしてここまでのバカをやっているのがすごい。
ジオラマも良い出来。ガンダムファン、特にプラモファンにはお薦めしたい逸品です。
>私信
招き猫さんへ
できれば是非この本を読まれて、レビューをお書きください。
プラモ職人からの視点が欲しいのですよー。