ローゼンメイデン

ローゼンメイデン 1 (1) ローゼンメイデン 1 (1)

著者:PEACH-PIT
販売元:幻冬舎
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 かなり遅れて、読んでみた。
 PEACH-PITさんは『Dears』とかあるのを知っていながら、読んだのは初めてだったのですが……なんというか、線が細く、細かくキャラを書き込む人というイメージの絵です。が、しかし、辛口に言えば、あんまり絵が上手いというタイプの人ではないですね。一枚絵は得意、でも漫画はちょっと……というタイプの典型にも見えてしまいました。

 キャラ絵の書き込みは一枚絵として生えるコマでは、すごくいいかんじなんですが、逆に動きのあるコマでは少々荒く見えてしまいます。また、背景の書き込みが足りないのもあって、少々物足りない印象です。
 あと、あんまり本来トーン系使わない書き方してた人なのかなぁと思える箇所がちらほら。

 とはいえ、もう7巻まで出ている様子。
 このあたりがどこまで変化しているかも気になるので、ちょくちょく集めてみたいところです。

 お話は……1巻の段階まではアニメで知っちゃってるんで、まあこんなもんかという印象。
 まあ、面白い設定をつかってる話? という感じです。
 しかしいかんせんアニメが消化不良だったので……。
 無印は謎の肉弾戦もありつつ、とりあえず落ちましたが、『トロイメント』が明らかに続編を意識した
 「アニメとしてどうなんだこの落ちのつけ方は」 
 というつくりだったので、もう少し何とかならんもんかなぁと。

 そのあたりの展開も漫画に期待して……いいもんでしょうか?