参上! ドロッチェ団!
星のカービィ 参上! ドロッチェ団 販売元:任天堂 |
というわけで、星のカービィです。
死ね! ピンクの丸め!
……おっとっと、地が出てしまいました。
さて今回のカービィですが、比較的オーソドックスな作品です。
DSの飛躍的普及に乗っかるためか、かなり難易度的にライトなつくりになっているのです。あんまりアクションが得意でない僕でも、なにも(なんと取説すら!)見ずにフルコンプリートできてしまいました。
逆に言えば、やり応えがない。軽すぎます。
コピー能力も微妙に減ったし。敵キャラもそれに応じて減りました。
つまらなくはないです。
が、「一発遊んで、あー面白かった」程度がちょうどいい感じです。
しかし、いただけないのがシャボンストックシステム。
今回、アイテムを五個までストックしておけるシステムがあるのですが……なんと! その部分「だけ」タッチペン操作なのです。もちろんカービィのゲーム中での移動は十字キーですし、定例の吸い込み&コピー能力アクションは全てボタンです。ステージ選択などの動作も、全てキーとボタンなのです。
つまり本作プレイ時には「利き手側の指の間にタッチペンを挟みつつ、ボタン操作してプレイ。ストックアイテムが必要になったらペンに持ち替えていじる」という至極面倒くさいことをしなければならないわけです。もちろん「ペンを出すだけ出しておいて、敵がいないエリアなどに出たときにアイテムをいじる」ということも可能ですが、持ち運びプレイができ、且つライトなつくりでスイスイ遊ぶことを目標にしたゲームとしては、それもちょっと微妙です。
結局、指でタッチスクリーンを触るという、
あまりよろしくないやり方になってしまいます。
今回のカービィは「早速タッチペンシステムに振り回されてきたな」という印象が拭えません。
もう少しなんか考えて欲しかったなぁ……。
定例の点数制で行くなら50点といったところでしょうか。
コンセプトはよくわかるのだけれど……ふーむ。