DMC!
デトロイト・メタル・シティ 2 (2) 著者:若杉 公徳 |
というわけで、2巻。
クラウザーさんは相変わらずすごい!
が、流石に1巻ほどのインパクトは薄れてきたな、というイメージ。
こんなことを書くと「貴様! DMCを愚弄する気か!」とか言われそうですけど(笑)。
実は実家編とかライバル編とか、ある程度物語を盛り上げるのに必要な流れは1巻でも結構出てしまっているんですね。あとはサブキャラ掘り下げ路線くらい……か。もともとネバーエンディングタイプの物語なので。根岸がまともな曲で成功するエンドなんて、DMC読者が望むものではないだろうし。
というか、クラウザーさんがどっかで死ぬくらいしかオチ残ってないんじゃないかと。
3巻くらいで一区切りつけといたほうが……という気もするなぁ。ちょいとさびしいけど。
まあともかく、12日連勤でぱりぱりに乾いた僕の心を適度に潤わせつつ、さらに荒野のようにすさませるには十分なものでした。非常にわかりにくいですが、そんな感じです。とにもかくにも――。
ゴートゥーD・M・C!