エースコンバット5

ACE COMBAT 5 The Unsung War

ナムコ


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 やべえよ。

 最近ゲームしすぎ。

 この二ヶ月くらいで、ゲームレビューを5本書いてる。

 いったいどこにコレだけの時間があったのか。いや、これだけの時間があれば以前ならば小説を書いていたのだろうけど、翌日仕事があることを考えると、「根つめて書く!」ことが出来ない。先輩のisitakiさんも言っていたけど、それなりに余裕がないと小説は書けない部分がある。



 例えばマンガはざっくばらんに言えば「ラフ→下書き→ペン入れ→ベタ・トーン張り(このあたりはパソコンで一括でやってしまうことも多いかもしれない)」と作業工程が分かれているので、どこまで進んだか、という製作途上での区切りをつけやすい。

 

 しかし小説はその点があいまいで指標がないため、作業管理がしにくい。つまり常に自分の位置を把握し、次にどう書き進めればいいかを考える必要がある。実はこれが結構リソースを喰うものだったりする。

 漠然とプロットどおりに考えて書いても、翌日には若干考えが変わってしまって、前日の続きを書くことをためらってしまう……。

 これをはっきり区切ってすぱすぱ書くノウハウを身に着けているのが、いわゆるプロの方々なのだろうけれど――僕には未だそれが無いので、イマイチ打ち込めずにいる。



 まあ、そのノウハウを体得するには、結局書くしかないので、考えるだけ無駄といってしまえばそれで終りなんだけれども(汗)。





 閑話休題

 ともかくエースコンバット

 有名な戦闘機ゲームとして、気になりつつも手を出せなかったゲームです。

 

 今回はたまたま、theBestで出ていたので、買ってみました。



 感想。

 easyでもムズイよー。

 空を飛んで、360度縦横無尽に動けるということは、こうも難しく、そして恐ろしいものか。



 ちゃんとレーダー積んでいる今だからいいとしても、昔のひとはこれを単なる目視でやっていたりしたということですか……。うーん。



 いや、所詮ゲームでこう感じるのは変だとは思うんだけど、それくらいの凄みがある。これすなわち、スリルと空戦アクション要素を十分に体感させてくれるゲームだということでしょう。良作です。

 人によっては操作性に欠けると感じる方もいるかもしれませんが、それを補うだけの面白さがあります。



 欠点を上げるなら、まずブリーフィング画面・戦闘結果表示画面が見にくいことと。そして、ゲームオーバーになったあとステージ最初のイベントなどが一部飛ばせないことでしょうか。

 まあ、戦闘機やその兵装がリアルでないのは、ゲーム的なものだからどうしようもないか。ミサイル4発ではシューティングゲームになりませんし。



 それと、ドラマの部分。

 こちらは完全クリアしてから評価を書くのが妥当ですが、そうでなくとも結構のめりこめるものです。主人公ブレイズ(操作機)率いるウォードック隊が訓練生のところから始まり、戦争が激化していくにつれて、生き残って腕をあげていく様などはなかなかリアル。続きが気になるところですが、あー、また小説をかく時間がー。



 ゲームは一日一時間……。



・追記

 作中の名台詞。

 妙にいい声をだす指揮官に向かって、ウォードック隊構成員チョッパーの一言。



「相変わらずの美声だな。どこののど薬舐めた親に生んでもらったんだか。一度聞いて見たいところだ」



 同。作戦行動中敵の無線を傍受したとき、やはり声のいい敵兵に向かって。



「こいつもなかなかいい声してるな。バラの香の芳しさだ」



 やはり軍隊的皮肉はどこかいかがわしい笑いを心に沸き立たせます(「湧く」でないところがポイント)。