ががが7

GUNSLINGER GIRL 7

角川(メディアワークス)
相田 裕

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 いや、SPではないですよ?

 某所のフラッシュが正解、もといそれの本編が正解。



 というわけで、ガンスリンガーガール最新巻です。

 

 今回は前半がペトラ&クラエス、後半がペトラ&トリエラ・ヒルシャーのフラテッロ(そういえばあんまりこの言葉作中で使われなくなったなぁ)編となってます。



 まあ、総じてペトラの話でしょうか。

 ペトラは設定と外見年齢のせいか、あんまり義体に見えません。サンドロもああいうキャラクターなので「義体と接する担当官のジレンマ」みたいな今までのガンスリの流れからすると、7巻はそれがちょっと薄めな、特殊な巻だった気がします。

 あ――後半戦真面目なドイツ人ヒルシャーさんがその役目でしたか。



 というか、このお話、よくも悪くも終りが見えない。



 ペトラ編から何か展開させていこうとしている感じはするのですが……。クラエスの記憶が目覚めかけたり、トリエラが自分の過去二触れかけたりと、片鱗が見えてきてます。ペトラを皮切りに義体たちになにか変化を起こそうとしているのでしょうか相田氏は?



 ともかく、今回はその展開の一歩目の巻っぽい感覚を受けるので、突っ込んだ考察はもう少し先延ばしにしようかと思います。



 まあつまりは、続きを楽しみにしています、ということです。





 ここで急にネコ耳リコとか出てきたら、おれは編集部に殴り込む(笑)!