らきすた3巻

らき☆すた (3)

角川書店
美水 かがみ

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 というわけで、らきすた

 そろそろキャラクターを使い切れなくなってきたか? 

 というのが正直な印象。人数多いからなぁ。かぶっている人も多いし。

 まだ、面白くはあるけれども……。



 もうちょっとカンフル剤が欲しいところかもしれないが、この手の4コマってこういうまったりとグダグダの中間をいくペースのものだった気もする。

 そもそも、僕が4コマ(ギャグやまったり問わず)が好きなのは、いくつかあるネタの中でふっと心の中に抉りこむように入ってくる一本があるから。だからちょっとつまらなさを感じても、その一本があると4コマって読んでられるんですよね。



 その4コマ的な力をまだ『らきすた』は失っていないから読み続けていられるんだなぁと再認識した本でもありました。



 まあ、回りくどい話ですが、つまりはまだ『らきすた』面白いですよと。

 それが今後どうなるか、ちょっと不安ですよと。

 そういうことです。







 ちなみにまったく関係ないですが、ギャグ4コマ作家で僕が尊敬して止まないのは、やはり坂本太郎先生。

 あの人のギャグの切り口はすごかった……。