仕事場にて――馬鹿な話と、真面目な話
昨日であった同僚と笑顔で挨拶。
と、そこに他の同僚の方が。
「どこであったんすか? 池袋? サンクリっすか?」
……オマエモカー!
「Bホールの壁にいました」
しかも売る側か! さらに壁!?
Bホールメインで回っていたのに全く気がつきませんでした。
ぬかった。いろいろやばい買い物をするところを見られたかもしれない……。
しかし、侮れぬ仕事場。さすが。
ところで、その方に「知り合いのお手伝いというかそんなので行く」と言ったら、同人仲間が欲しいので、紹介してくれとのこと。
うーん、いかがですかDさんとか?
(ここで聞くのもなんですが、そちらの掲示板等で書き込むのもあつかましいような気がしたので)。ちなみに「木造建築三十階」でググるとサイトに飛べるようですよー。
さて、で帰り。
同じ部署のある社員さんと一緒に帰ることになりました。
この方は、尊敬している人で――いや、編集やられてる仕事場の方はみな尊敬してますが、その尊敬の値がこの人は特別なんです。
ゲーム攻略本業界の話とか、いろいろ聞きました。ためになる内容だったんですが、うーん、ある筋で有名すぎる人なので、あまり詳しいことをかけないのがもどかしいー。
最近はやや燃え尽き気味のようなので、頑張ってほしいんですが……。そのあたりを突っ込んだとき帰ってきた答え。
「俺は敵がいないと燃えないんだよ〜! 今までは××社が敵だったからやれてたけどさー。今はぶつかりどころが無くてねー」
……。
ああ、なんかスゲー共感できました。
やっぱり向上心を煽る上では「敵」って大事なんですよ。
競争原理ってやつです。
社会もそうだけど、人間って何か対抗する存在が無いとやる気にならないもんです(そういう意味では、過剰すぎる気のある今のW杯も、「対抗精神の代行者」っていう意味があるんだろうなぁ。今の日本はよくも悪くも安定期なので、やっぱり何かくすぶっている部分はあるのかもしれない。まあ無意識にやっている連中が迷惑この上ないのは不動だが)。
今の俺の「敵」ってだれだろ……?
自分? それとも……?
某先輩(というか急川さんなんですが)にも指摘されたんですが、僕は「同年代に、(良い意味での)競い合いのできる人間がいないのが一番不幸」ということを言われたことがあります。
大学時代、僕が一番求めてやまなかったのは「敵」なのかもしれない。
それは今もそうなんだろうか……?
うーん、敵かぁ……。