最近の深夜アニメ
引っ越して交通の便がよくなったのはいいんですが、U局が全くテレビに映りません。というわけで話題の『ハルヒ』とかが全く見られないのですよ。
というわけで、辛うじて見れている作品だけレビュー。
セブンアークス作なせいか、作中にちらりと出てくる雑誌に『なのは』が書いてあったりする。ってどこ見てるんだ俺は。
内容としては、「どたばたラブコメディの王道ではあるが、それ以上ではない」といった印象。『うる星やつら』を今風にアレンジしたらこんな感じなのかなぁ。
しかしこの作品、商業的にも作品的にも「ウリ」がどこなのかいま一つわからない。キャラクター配置も現在の萌え傾向からするといたって普通だし、かといって物語が特別濃いわけでもない。設定にも特別目を引く要素は無いし。
ときどきある、なぜアニメ化に至ったのかが、よく分からないものの一つか。小説を読めば、また別の感想を抱くのだろうケド……。
スローテンポ。
嫌いではないのだけど、前作にあった一種の現代ホラー的要素――司という不確定存在のことや、ネットゲームに取り込まれた人々の謎などの部分が薄くなり、単に「仕様に無いアイテムを探す」という目的が押し出されている。そのため、前作では十分に生きていたはずのスローテンポがたるさに見えてしまうところがある。
今作はゲームとのキャラクターリンク性も強く、販促的要素が強く感じてしまうのもちょっと残念か。
つまらないわけではないのだけれど……。
「未来系ヒーリング」2期目。結論からいうと、イマイチ。
いい話ではあるのだけれど、見たあとに何も残らない感じがする。
キャラクターが自己完結しすぎているのかもしれない。いや、そのキャラクターだけを見るアニメなら別にいいんだけどさ。
漫画のほうが良さそう……。
よみがえる空をかえせー、かえせー。
それはともかく。
安定した面白さはあれど、別にあえて再びアニメにする必要は……という感じがある。漫画のほうがテンポがよく読める。
どこが駄目! というものもないが、どこがいい! というものもない。極めて普通の作品かと。
しかしOPEDはつんくの罠?
もうちょっと適切なものがあったような気がするが。