闇に生まれ、闇に忍び、闇を切り裂く!
牙狼~SAVIOR IN THE DARK~ランティスJAM Project, 影山ヒロノブ, 須藤賢一, きただにひろし, 奥井雅美, 河野陽吾このアイテムの詳細を見る |
ってなわけで、書籍レビューがどんどん先送りになりますが(汗)、買ってしまいました。JAMさんの「牙狼」。
実は、僕は滅多にCDを買わない人です。
特別好きな人がいるわけでもないので、アーティスト買いはしないですし、ふと気に入った曲などがあっても数回聴けばある程度音程を取れるようになり、(さすがに曲全部の音&歌詞を把握するには10回以上は聴かないと厳しいですが)それなりに脳内再生できるようになるので、「別段CD買ってもなぁ……」という気分になるのです。
逆説的に言えば、最近気に入る曲はなにかのテーマソング――ぶっちゃけアニソンや特撮ソングだったりするので「必然と繰り返しで何回か聴くから自分に定着し易い」といえるのですけど。
あと、流行の愛だの恋だの言ってるだけの歌が破滅的に嫌いだからというのもある(それでも上記の体質上、サビだけとかをバッチリ記憶してたりする。店とか入ると普通に流れてるし……)。
そんなわけで、僕がCDを買うときはその曲が好きになった上で、「これ(音楽そのものだったり、それがテーマとなっている作品)は良作だ! だから消費者として微力ながら作者に還元しないと!」という衝動に駆られたときが多かったのです。
で、「牙狼」。
これは上記の理由もさることながら「音程が取りにくい歌で、しっかり音覚えたい!」という動機が重なった異色な買い物でした。
サビはいいのですが、メロの部分。
1番のメロを引用。ジャスラックさん、一部なんで許して。
「何ゆえ戦うのか、それは剣に聞け
正義だとか愛など、俺は追いかけない
闇に生まれ、闇に忍び、闇を切り裂く
はるかな古から受け継いだ、使命だから」
ここの音程、特に最後の一行が非常にしっくりいかない。
というか歌いにくいよJAMさん方!
奥井さんや松本さんが急に音高くしたり、遠藤さんやきただにさんが声をぶっ飛ばしたりして。
「鋼の救世主」や「嘆きのロザリオ」とかはまだマシだけど(水木一郎さんが全体の音を下げていたというのもあるかも)、「SKILL」や「VICTORY」は厳しいって!
個人的には最近の「迷宮のプリズナー」とこの「牙狼」は歌い易いほうに入るんだけど――それでもなぁ。
というわけで、しばらくエンドレスで聴いて完全に音を叩き込もう。
うん。