手が痛い……

 きのう自転車での帰りがけ、雨がやみかけていたので傘をたたみ、ハンドルにかけて街を疾走していたら、見事に傘を車輪に巻き込んで転倒。右手のひらを思い切りすりむきました。キーボードを打つのが辛い……。

 しかしながら、卒論はちまちま打ってます。いま約8000字。原稿用紙換算すると、丁度半分といったところです。そろそろ資料の穴が見えてきたかな?

 しかし、浸水といい、合宿のときの風邪といい、今回の怪我といい相変わらずついていません。最近妙に幸を吸われているような気がします。誰に? くそ、誰かにだ。引きこもるしかない(謎)。





 さて、そんな中本日は池袋ウエストゲートパークへ。

 首都圏の古本屋が一同に集う、古本市が開かれているそうで。最近よくこのブログでも書きます急川さんもそこでお仕事なさっているとのことなので、ぶらぶら覗きに行ってきました。



 やっぱり並んでいる小説に関してだけ言えば、ミステリー多いなぁ。『幼年期の終り』を読んで以降、ちょっと気になっていたSFはあまりありませんでした。

 そのことで急川さんにこの比率について質問をすると「日本にSFが入ってきて少し後、すぐSFを映像で見る時代になってしまったから」との回答。

 うーん、なるほど。だから日本ではSFという文化は成長しなかったのか。確かにSFは読者に想像力を求めるので、ビジュアル的要素が無いと普通の人はついてこれないのかもなぁ。





 ちなみに卒論でやっている情報社会学の資料も欲しかったところで、何かないかと見て回ったんですが、皆古い。

 図書館での資料集めしていても思いましたが、情報化社会にかんする書籍や論文はみんな1970後半から1980年代末くらいまでで、なかなか現在の情報化社会について書いた書籍はないのです。

 すげーなぁ。皆情報の中にいることが普通になってしまったんだ……。



 ありゃ、手が痛い割に書くことがいっぱいあったなぁ。