ハヤテのごとく! 第3巻

ハヤテのごとく! 3 (3)小学館畑 健二郎このアイテムの詳細を見る




 というわけで『ハヤテのごとく!』第三巻です。

 結局続きが読みたくなって買ってしまいました。

 

 感想。ギャグ漫画としてはかなり上手いかも。

 どたばたギャグや、萌シチュの展開をしながらも確実にお話を進めてます。しかも、かなり綿密に作られているようで先が気になる。

 ギャグはギャグで歯切れよく、突拍子もないキャラ登場など、ギャグとして許せる範囲での壊し方をする……。

 もちろん、どうなのよ? 的な部分もありますが、それが誤魔化しきれるだけの面白さがあるなぁ。

 うーん、ずるウマ。



 そしてコアなネタの数々が心を揺さぶる!

 ロス○・ユニバースの第四話TV放映版とか、ウルト○セブンの第12話とかあやういネタを連発。そして名称使用許可がでた『ムシキング』という単語をヒャッホー! といわんばかりにバンバン使う様は圧巻。最近だとシャンぜリオンを推してたり。

 というか、この作品に出てくる人間は全員ヲタクだ。ヲタしかいない。





 あー、それと三巻から好きなキャラが確定しました。

 虎のタマです。

 以下名台詞。



「俺が守りたいのは少女の夢だ。少年の夢なんざ、むしろ壊してーよ」



 どうやらいかがわしいけだものは僕のツボのようです。

 いや、マリアさんはまだ好きですけど。どちらかというと唯一のツッコミキャラへの同情という感覚が強いなぁ。