SW(ソードワールドでなくね)

 今日は授業終了後即座撤退。

 というのも、金曜ロードショーで「スターウォーズエピソード1:ファントムメナス」を見たかったからです。



 やっぱりライトセーバーはカッコいい。殺陣最高。

 最近は、日本の作品でもあそこまでのものをやってくれるのは少ないです。

 僕は特にはダースモールvsクワイ・ガン・ジン&オビ・ワン・ケノービの戦いが好きですねー。あとエピ2のクルクル回って戦うヨーダも。

 

 ただ、お話としてはエピ1はきついところが。

 本当の第一作、ようはエピソード4は、ルークのフォースへの開花と戦闘機による戦闘シーンが綺麗に描かれていたのですが(そのかわりライトセーバーがおまけですけど……)。

 ダースモール戦こそ良い感じですが、アナキンがレースに勝利するところはどことなく「潜在能力がある」ことを見せる描写でなく、ラストの地上の戦いのほうはジャージャーしかいないのであまり緊迫感が生まれない。しかもこいつが偶然で変に活躍するもんですから、アナキンのドロイドコントロール船爆破の偶然的な感じが強調されて、イマイチ。



 つまり、アナキンの活躍と、後に続くお話のためのクワイ・ガンの流れの二つが上手く収まらずに、失敗しているところがあります。



 クワイ・ガンを主人公と見るとしっくり来るんです。つーか、エピ1の主人公はクワイ・ガンです。ほぼ間違いなく。アナキンはこの段階ではあくまで追従する者であって、話の主導を握れる存在ではないのですから。

 しかし、アナキンやオビ・ワンが前三部作に出ているため、人々はそっちが先に気になっちゃう。特にアナキンはあとあとはっちゃけちゃうので、視聴者の期待がある都合上活躍させねばならず……。



 オビ・ワンは最後師匠の仇をうつという丁度良い感じのでしゃばりかたなのですが、アナキンはもう少し大人しくするか、クワイ・ガンを完全に食って前に出るとかしないと、ちょっと不安定に見えました。

 その辺のバランスが残念な気がします。いまさらですが。



 ただ、やっぱりこの夏のエピ3のCMの、オビ・ワンの台詞。

 「選ばれし者だったのに!」

 が、ここで生きてくるんだなぁ。という所もあって、すごいしっかり複線作っているなぁ、と思いました。

 やはり、大作には大作になるわけがあるんですなー。 



 いいなあ。こんな話作りたいなぁ。