今日は合評会

 久しぶりに、文芸同好会イベントに参加。

 仲間内で書いた作品を合評しあう会です。



 やはり、批判というものは必要です。

 というか特にプロを目指すような文章創作については、

「褒められたきゃ、それ相応のモノを書け!」

「つまらない小説はゴミ以下だ!」

 という、軍隊式にすら似た精神が少なからず必要です(少なくとも、僕はそう思ってます)。

 頭の中に擬似ハートマン軍曹殿を作らねばならないほどです。



 「良い部分も見なきゃ」と言いうひともいますが、残念ながら文章には極めて致命的な欠陥があるため、それが難しいのです。



 すなわち、小説は文章だけしかないのです。



 なので、文章の中に駄目な部分がありすぎると、同じところにある利点をすぐさま殺してしまうのです。そしてそうなってしまうと、人は読むのをやめてしまうわけですね……。

 

 なので、基本的に文章書きは書いては欠点を見つけて潰し、また書く、ということをしていくことになるのです。





 話はそれましたが、そんなわけで合評会は非常に有意義です。

 

 が。

 

 どうも合評での積極意見が減っている気がします。

 「文章を読んで、こう感じた」→「なんでそう感じたのか」→「作者の意図は?」「体験的なこと?」「登場人物の行動と心理は?」

 という思考の掘り下げが出来ない人が増えたのでしょうか?



 それとも……?





 ……追伸。

 本日から『愉しい羅族』(この字面で本決まりらしい)の編集作業が本格化するので、短いブログになると思います。

 まあ、とりあえず生きていることだけは残すのでヨロシクです。