学生食堂にて
残念ながら、僕は新聞を取っていません。
大体のニュースはヤフーなどの総合サイトや、各新聞社のサイトを回ることで閲覧できてしまうのと、一人暮らしの身で新聞を取るのが面倒くさいということが理由です。
そのため、読む習慣自体があまりついていないのですが、最近は勉強と執筆の合間に、うちの大学は学生食堂にある朝日、日経、毎日、読売とスポーツ報知に軽く目を通すようになりました。
その中で「中国の反日感情と、その心理」のようなものが本日の記事にありました。
興味深いので読み進めてみると、中国の大学生をはじめとした若者も日本の若者に似た疑問に常日頃から頭を悩ませているそうで。
すなわち「自分は何者なのか」ということ。
そして、彼らは現在の世相から自分のアイデンティティの確立するために、こう考えるというのです。
すなわち「自分は中国人だ」と。
なるほど、と思ってしまいました。
日本でも学生運動が盛んだったころ、学生たちが一気に共産運動をしたようなものですか。「国を変える」ことに意識を注ぐことによって自分を自分として固着しようとしていた。
今の反日運動は、ただベクトルが変わったものだ(いやそこに問題があるのですが)という考え方もできるわけですか……。
現在騒がれている日中関係を、別の切り口で見る。
面白いですねー。
新聞とってみるかなぁ。
いやいや、学生のうちは学食新聞で済ませます。
意地で。