onとoff

 というのは仕事持ちの人が使う言葉ですが、あえて。



 僕が最近読んでいるDTP入門書『こちら大久保デザイン事務所』の2巻で書かれていたんですが、世の中にはこれを使い分けられる人とほとんど使い分けられない人がいるそうです。

 フリーのデザイナーがon off区別できるかどうか、というところでの注にて曰く。

 「できる人はちゃんと区別できるが、逆にそうでない人は勤めていてもできないんである」とか。



 つまり、気持ちの切り替えが利くか利かないかって奴ですねぇ。



 前々から気がついていたことですが、どうやら、俺はこいつが苦手なほうに分類されるようです(本の著者も自分がそうだと言ってましたが)。

 小説を書いていると普段の授業などのことが気になる。また、逆に別のことをしていると小説のことが無性に気になるわけです。

 もちろんただ楽しいはずの事をしているときも、常に何か別のことを考えているわけで……。僕が恋愛とかにあまり興味がないのも「自分以外にもう1人分多くのことを深く考えなきゃならなくなるから」ってのが理由の根底ですからねぇ。

 

 あと、人間関係でそれを適応してしまうと、それはタダの公私混同なのでしたくないですが――なかなかどうして、結構してしまいますし……。





 ま、逆に言えば人よりよりいろいろ考えられているわけで、そう考えればそれはそれで良いんですがねー。

  

 ただ最近就職とか進路の問題が出てきたせいか、どうにもその点が気にかかってますますキャパが占領され、ほかの事の能率が落ちている気もします。最近の変な疲れの原因はそのせいかなぁと思ったりする今日この頃。

 

 いやー、しかしこういう問題を乗り越えている人は星の数ほどいるわけですから、ま、甘えるわけにもいかんのでふっ切る方法を自分で模索するとしますか。

 もう遅いという説もありますけど。



 

 うわー、ただon offについて語るだけだったのに。

 腐ってる文章になったなぁ。