深夜アニメ見聞録

 大学いってると、昼の時間帯のアニメというのは録画しないと見れないもので、かといって全てを見るだけのテープ代があるわけでもなく。

 というわけで見れる時間帯のアニメは深夜になってしまいます。

 うちは有線入ってないんですが、不思議とテレビ埼玉tvk・東京MXが入るので、その辺のレパートリーは豊富です。

 最近のお気に入りはやっぱり「ウルトラマン」「西遊記(堺さんが主演の特撮)」とかやってくれるのでMX。

 

 あらあら、アニメじゃない。

 危うく脱線しそうに。



 最近はとりあえず「ネギま」「まほらば」「創生のアクエリオン」「ガオガイガーファイナル」「フタコイオルタナティブ」「こみっくパーティー」「極上生徒会」などなどを視聴中。

 とはいえ、あまりキャラ萌えとかの属性はないので、作画とか脚本とか構成とかどうなのかなぁ、とかを主に見てます。



 というわけで、なんかいろんなところでやられてて、僕もやってみたくなったので簡易レビューというものをしてみます。

 あくまで私見です。なにか抗議されても困りますのでヨロシク。



ネギま

 序盤の作画の酷さがとりあえず補正。しかし低コスト感はぬぐえないか。なにせキャラが多いので声優のギャラも大変そうだし。あの大量のヒロインは赤松マンガだから出来てたことなんだろうなぁ、と実感。



まほらば

 原作がいいので、アニメもいい。って言うわけではないが問題なく普通に見れる。絵の塗りは、原作マンガが薄いので、ちょっとしつこく見えてしまうかもしれない。

 梢役の声優さんが大変そうだ……。

 あと世間に配慮してか、多重人格という名称をきれいにスルーしている点もチェックどころか?



アクエリオン

 どうしてもエクセリヲン(トップをねらえ! の艦)が頭から離れないタイトル。ロボット戦闘がフルCGなのはがんばったところ。だが逆に言えばそれ以外の見所に欠ける感も。キャラクターは不自然だし、そもそもロボットの合体方式もゲッターだし……。

 前世の記憶がどうやら言っているところを見ると、世界系の要素がありそう。エヴァラーゼフォンなどと、どのように差別していくのか……。「ファフナー」が最後持ち直したように、どうにかなるかなぁ。



ガオガイガーファイナル」

 どうやらリメイク作品っぽい。今期のアニメではもっとも安定して楽しめそう。しかし「舞Hime」でサンライズがトチ狂うことを知ったので、どうなるかは不明。



フタコイオルタナティブ

 いや、すごい。普通に全力でアニメを作っている。恐らく作画の質(よく動く、という意味で)と演出なら今期最高に躍り出る。が、その技術を駆使してどこ&だれに投げたいのかが見えない。ギャグアニメとしてみればいいのか、それともストーリーを魅せたいのか。とりあえず演出に凝りたいのは伝わってきた。そもそも根底の双子萌えを狙っているのは当たり前なのだが……どこに着陸するか見えないのでどうにもこうにも。

 メディアワークスのご乱心全力投球の感は拭えない。あまりフタコイは好きでないので、正直この技術力は別のところに使って欲しかったところ。



「こみっくパーテー」

 いきなりトゥハートを1クールやった後でのアニメ化。何でだ? という気がする。トゥハート2のてこ入れだろうか? とも邪推してしまう。あれは結構話題になったと思ったのだけど……。

 まあ、萌えアニメとしては安定してるんじゃないかなぁ? キャラひとりひとりのオムニバス形式で進むようなので、原作を未プレイの僕にはぜんぜん分かりませんー。



極上生徒会

 今度は乱心全力投球のコナミか。

 絵はデザインが微妙だが、なれれば問題なし。世界観はマリ見て+蓬莱学園といったところ。完全ギャグ路線を突っ走ってくれているので、コンセプトが分かり易く好感が持てる。

 だが、やはりこれに尽力するなら力を入れるべき別のものもある気がしてならないなぁ……。





 今期の(ネギままほらばは2クールものですが)全体的な特徴は、低コスト感が露骨なものや派手に作画が荒れるものが少なく、そこそこクオリティのよいものがそろっている気がしますね(もっとも絵については僕はあまり強くないので、ある程度違和感がなければ見れてしまうというのもあるのかもしれませんが)。

 しかしながら、若干意図をつかみかねる作品がいくつかあるのも特徴。まあ、それは毎期のことですか。



 まあ、ちょっと偉そうにやってみました。御気に触った方がいたら訂正しますので。



 あ、あと。

ガンダム種死

 ……ネタがきついからといって、「ボトムズ」のレッドショルダーをパクッて「ハイネ、オレンジショルダー隊」とかやるんじゃねぇ。

 

 さすがに、ガンダム以外から持ってくるのはどうかと。





 というわけで、ストレス発散にヲタ分を出してみると大変なことに! というお話でした。