タロットのご主人様
タロットの御主人様。 (電撃文庫 な 11-8)
|
職場の同僚が、マスクで出勤。聞けば曰く、
『全裸でガンダムエクシアのプラモ作ってたら風邪ひいた』
とのこと。
みなさん、風邪には気をつけましょう。
さて、今回ご紹介する本は、
以前こちらのブログで『ルカ』を紹介しました七飯氏の、
「タロットの御主人様」です。
キスで暴走し女の子に寄生したタロットを封印して、
自分の「手札」とし、その能力をつかって戦う。
その方法もやはり……と。
えー、一直線狙い系です。
うむむ、『ルカ』の独特の世界構築と、人々の動きが
好きだった作家さんなので、その点は少々期待はずれでした。
もっと壮年の男とかにタロット寄生して、
心苦しい物語展開とかすれば思わず拍手なのですが、
この設定ではやっぱり女の子量産型か。
三十三間堂学院といいい、量産系増やしすぎても……。
マガジンでネギまみたいなの二本やってたらウザイでしょうに。
でも、まあ、単行本として別れているのならありなのかなぁ。
ともかく、ちょいと頭を捻る一冊でした。
********
関係ないけど学園祭で購入した庚申塚29号及び、
一年生本、読ませていただいております。
今回は比較的余裕がある時期に重なったので。
ここでレビュー書いたら超・悪い先輩だろうなぁ……。
言いたいこといい散らかしやがって、とか思うんだろうなぁ。
でも、「金払って買ってる」のでレビュくらいさせてください。
お金のやり取りがあった時点で、
僕の中では上の文庫のように商業誌となんらかわりません。
お金だして自らの時間をその作品に使った感想を、
書かせていただきたいと思います。
今後、ときどき書いてきますので、よろしく。