さいきんのあにめとか
>電王
デネブがとっても素敵だが、再び個人的興味が離れつつある。
愉快ではあるが、面白くはないというのがやはり根強い。
思えば特撮の敵は、何らかの社会背景を持っていた。
ウルトラマンの敵である巨大な侵略者は「せめて来る他者」だし、
仮面ライダーでは「通常とは違う行動原理の元で動く、謎の秘密集団」だった。
それぞれが時代の何を「敵」としているかは、言うまでもない。
では現在の「敵」は何か?
『クウガ』はさきがけという都合上、王道ヒーロー路線を突き進んだところがあるのでぼやけているが、それ以降は比較的明確だ。
『アギト』は、「能力に開花する自分自身」と「それのアンチとしての敵」だった。
能力主義に移り変わってきた社会、
そしてあわよくばその芽を摘もうとする他者の圧力と考えれば、合点がいく。
『龍騎』はよりわかり易く、敵は他のライダー。
すなわち「考え方の違う、他者」だった。
中東問題や、身近の人間関係の衝突まで。
「現代の敵」に鋭くメスをいれたテーマだった。
『555』における敵は、ただの人間だった。
オルフェノクという怪人の能力をたまたま得た人間だった。
包丁を持って人を刺すのと同じレベルのことをやっていた。
これは「やさしそうな人が、ある日突然」といった殺人事件傾向が反映され、
日常を脅かす存在とされている。
これもまたよい「敵」のモチーフだった。
しかし『ブレイド』以降には、実はこれがない。
どんなに屁理屈をつけようとしても、ない。
ここからシリーズの一貫性の崩壊、脚本家騒動など、破綻と衰退が始まっている気がする。『カブト』はそういう意味でもワームという敵に期待していたのだけど……。
『電王』が面白くないのは敵が面白くなく、それに立ち向かうことで際立つはずの人物が生きないことなのかなぁ。と、長々と語ってみる。
>なのは
まったり進行中。
ただ、到底あと11話程度でさばけるものではなくなってきている気が……。
カリムの予言の話は、3話くらいでしちゃってもよかったんじゃないかなぁ。
いい「引き」にもなるし。
>らきすた
最近、アニメ店長を見るために見ている。既に登場回数3回。
今回はアニメイトで「買え、そのDVDを!」とギアスを発動。
そして次回予告をケロロ軍曹が読み上げるカオスぶり。
角川書店メディア部の全力が集約されていると言っても過言ではない。
>ミラーマン
第一話のみ視聴。普通のあの時代の、巨大ヒーローモノだなぁ。
とりあえずミラーナイフという技が、刃状の光線を無数に放ち、敵を大量出血させて倒すものだということはわかった。
>ハヤテ
相変わらずの走りっぷり。
放送コードに挑戦という合言葉は、まだしっかりやってくれている。
ガンバ!
>地球へ
他がまったりのせいか、こっちはものすごい駆け足に感じる。
いきなり次回では3年経過してたりするし。
>今期の新作
実はノータッチの作品が多い。
イマイチ興味を惹かれないんだよなぁ……。
あ、でも『絶望』先生は見る。
しかしCMから金曜ロードショーのパクリとは(汗)。