まよキンリプレイ
 | 迷宮キングダム・リプレイ(1)黙示録の乙女 著者：河嶋 陶一朗,冒険企画局 |
最近……といっても少し前にルールが一新されたTRPG『まよキン』リプレイ。
しっかし、読み物としてはルールおよびデータ解説が複雑な分、非常に難しいリプレイでした。この評価を下すのは申し訳ないですが、正直、読み物としてユーザー層を獲得する意図があるならば、やや失敗かと。
ゲーム、モンスターのデータ解説もさることながら、脚注の解説を読みながら、シーンを想像して読み進めるのがなかなか難しい。ゲーム経験のある僕がそうなので、多分初見の人間にはまるでわからないものになっているだろうという気がしてならないのです。
脚注も、脚注足りえていなく、例えば、
「フレーバー祈りだから回復しないよ」
という極めてTRPG臭いコメントに注がなかったりと、少々親切心には欠けてます。普通の人はフレーバーとかなんていわれてもわかんないですよね。
とはいえ、もともとダンジョン探索モノで、リプレイとして成立するかが危ぶまれていた作品をまとめたということそのものはすごいと思います。ただ、やはり限界があるのか、これを読んで「やりてー！」と思わせるようなリプレイには一歩及んでいないという印象です。
あ、あと、カバー＆挿絵のtoi8さん。良い意味でのぼやけた線と色つかいの上手い絵描きさんなので……モノクロ絵だと、それが、ちょいと「荒い」感じに見えてしまうのは残念かなぁ。
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そういえば9000hitいきましたねー。
ありがとうございます。これからもチマチマ理屈っぽいこと書いていきます。
しかし、僕がブログ文章を自分で確認するために昼休みにのぞいたときが8999。一通り見直して、誤って更新ボタンを押したときの表示が9001。
……。
ここまで華麗だと、だれが踏んだか気になります。
踏んだ人、カモン！
でも、なにもあげません（酷）！
