週末視聴レビュ(メビウス&ギアス&電王)

>メビウス
 サコミズ隊長、妙に貫禄ある人だと思ったら、科学特捜隊の宇宙方面隊キャップだったのね。今までの言動から、ゾフィー説がかなり僕の中で強かったのですが、違う様子。残念。しっかし、ウラシマ効果で若いっていうSF要素は、子どもは理解できないだろうなぁ。でもまさか、ジェットビートルが見られるとはおもわなんだ。
 しかし、あのカードキーみたいなの、いったいなんでしょ?
 
 そして、ヤプールが何度目かの暗躍開始。
 あの時空を割って消える描写はかなりグッド。
 次回、エースキラーならぬ、メビウスキラー登場!
 相変わらず、ファンは燃えるが、知らない人はついてこれない作品、メビウス

>コードギアス
 マオ生きてた。でも今回で確定死亡か。
 ああ、でも確かにあの世界の医療技術すごそうだもんなー。
 しかし、自分でギアスを自分にかけて、記憶を忘れさせるって戦法とったけど、結局思い出していたよなぁ、ルルーシュ。あるきっかけ(スザク突入とか)で思い出すようなギアスにしてたんだろうか? それとも「絶対命令をする」ギアスだから、記憶自体の実質消去はできない、という複線なのか。あれ、となると、シャーリーが思い出す可能性はあるのか……?妙に「他人ごっこ」とかの部分だけ引っ張ってるし。
 
 コーネリア、ユーフェミアのやりとり。
 ランスロット開発の変態科学者にお見合いに行った会長。
 そして明かされた、実はスザクはオヤジの日本国首相殺してたという事実。
 
 さらには次回新型機登場!?
 相変わらずバカみたいに面白いですね。

 今回はスザクとの共闘編でしたが、
 実際は何度か殺し合いしてるんですよね。あの二人。
 この、本来対立している二人が、正体をお互い知らないまま馴れ合っているジレンマって、興奮しますよねぇ。前にも書きましたけど、ロボットに乗ってることや仮面かぶっているのは、素顔がわからなくなること。ここが面白いんですよ。
 僕が好きなライダーシリーズ『仮面ライダーアギト』『仮面ライダー555』も、この点を上手くつかってるから好きなんですよね。他の平成ライダーシリーズは基本的に正体ダダ漏れで、仮面が仮面の意味を成していないんですよねぇ。

 ロボットも同じで、「この動き、シャアか!?」とかずっとやっていって、ララァ登場編で始めてアムロがシャアを肉眼でみて驚くとか、ランバ・ラルが、グフのヒートサーベルでガンダムのコックピットハッチを切り裂いた時、隙間からアムロの顔を見たときの衝撃とか、そういうのが映えるんですよ。
 
 某種みたいに相手の顔も考えもわかってるのにただ戦ってるのはなぁ……っと、また愚痴になりそうでした。失礼。

>電王
 あーっと、時間移動モノなんですね?
 うーん、いろいろ話は見えてきたけれど、CG使いすぎ。
 列車からの攻撃とか、ちょっと見ててわからない。
 というか、金持つのかこれ。息切れはやそー。

 しかし、イマジンに乗り移られた青年が親の死に目に会えなかった過去をベラベラ話すとか、その過去を知ったイマジンが過去へ飛んで破壊行為を行う理由とか、ワケわからないままなぜか使命感に火がつく主人公とか、かなりついていけない展開が続きました。
 というか友達と遊び歩いてたせいで、親の死に目に会えなくて、形見のキーホルダー持ち歩いているような奴が、何の教訓も得ずにバカとつるんでバカやりっぱなしってのも正直どうか。

 結果、なんだかんだでいい話っぽく収まったけれど――???
 という感じ。
 モモタロスはそれほど抵抗なく見れたけど、いかんせんお話としての理由付け、動機付けが弱すぎて、見ていて苦しい。
 だめだ、かなり、くじけそうだ。