.hack//G.U. vol.2
というわけで、移転一発目はドットハックです。
というか、メディア考察時における、お薦め商品紹介のテスト記事も兼ねてます。
こちらで問題がなければ本格的に乗り換えようかなぁと。
さてさて。
ようやくクリアしました。
例によって謎が謎を呼ぶ展開で次回に続きましたが、これ次回で終わるんですかね?
前回四部作で間延びした感がありましたが、こっちは3部作で駆け足すぎるような気がします。vol3のサブタイトルが「歩くような速さで」で大丈夫かおい。
アニメは完全に販促という色が強く、ゲームの内容を引き立てるまでのものではなかったし……。
ふうむ。
ちなみに今作、結論から言えばvol.1にはちょっと劣るかな?
という感じでした。
基本的にシリアスストーリーは好きなのでそこに文句はなく、主人公ハセヲを取り巻く事情とか、主軸はかなりオッケーだったりするのですけど……その弊害が目立ってしまったと言えるでしょう。
物語が核心に進みすぎて、序盤に仲間になった深い事情をしらないキャラたちの扱いが不遇だったり。
お遊びミッションが少なくなったり。
あとその物語も、アリーナという闘技場が三つあって、各作品でそれをクリアすることがストーリーに関わってくるのはちょいとマンネリ気味か。戦闘はマルチトリガーシステムやそれぞれの武器の特性がシステム的優遇されるなど、面白くなったのですが、物語は……。
事件→アリーナ→事件→アリーナという展開はちょっとねぇ。
あといろいろな仲間と出合っても結局憑神バトルはスケィスしか使えないのは悲しいかなぁ。
ハセヲのスケィス変身はヒーロー風味が出てて好きなんですけどね。
あと、一番不満なのが前回に比べ、ゲーム内の掲示板の更新頻度が低いため、なんというか、擬似ネットゲームとしての面白みも損なわれている気がすること。vol1のころは、ちょっとゲームをすすめるといくつか書き込みが増えて、その中に主軸とは関係ない面白要素があったりした気がしたんだけど、今回は少なめだった気も……。
シリアスな物語を解決しながら、時折「ぴろし3」のようなおちゃらけが随所で挿入されるのが.hackのいいところだと思ってたんで、もうちょっと欲しいですかねぇ。グランティの歌とかは相変わらずふざけてていい感じだけど。
そんなわけで、総評としては75点。
vol.1を100としてみた場合は80といったところですか。少々物足りなかった……。
しかし気になるのは、実は初動の売り上げは、vol.1よりよかったらしいということ。
続編ってのは大体勢いが落ちていくってのが相場なんですが……アニメ終了効果でしょうかね?
あ、最後の最後のシーンのオーヴァン、怖いというよりむしろ面白かった。
なんで真後ろじゃなくて、顔の横にいるんだ。
それは三流パソゲーのギャグ男友達の役割だ。
あと敵に「ゴプタンク75」ってやつがいます。
ゴブキャノン77やゴブダム78も多分いるのか!?