この期に及んで

 小説執筆開始。

 いろいろやらねばならないことはあるのだけれど、久しぶりに「書かずにはいられない」といったテンションでいる。 



 内容は前あげてた双子モノ。立ち位置的には「某フ○コイ」とかのアンチテーゼになる予定。

 ヒント。『特捜ロボジャンパーソン』。

 まあこの時点でおかしい。

 春の電撃には間に合わせる予定。





 ……しかし、僕の書く長編は元ネタがあり、それをいくつか複合させて書くことが多い。

 一番最初に書いた長編(結局設定とかいろいろの出し具合が分らず、かなりいびつな作品になってしまったが)は押井守犬狼伝説』を主軸に『ブルースワット』『ガンダムSEED』などの要素を含めたし、八月まで書いていた二作目の脳内魔法少女は『仮面ライダー剣』『魔法少女リリカルなのは』『ウルトラマンA』などの要素を盛り込んである。



 とはいえどちらも主題はそれらの作品とは全く違うものにしている。

 

 で、近作は前述の『ジャンパーソン』に加えて『響鬼』や、いろいろなものにあった要素を詰め込んでみようと思っている。

 そして、長編小説を書き始めて2年半、常に付きまとった「キャラクター」へのジレンマも込めるつもりでいる。

 大学での、小説執筆で得たものの集大成となるような、そんな作品にしてみたい。



 リュウネンジャーを期待していた方には申し訳ない。しばらくお預けになるだろう。

 前作の魔法少女ではっちゃけた分、今はある程度ライトノベル路線を狙いつつもシリアスを追求したモノを作りたいと思っている。



 ここまで、自分の中のものを出したいと思うこともなかなかないだろう。

 とはいえ、いろいろ駆け足となり、忙しくなる1〜3月の間、このテンションが持続してくれるといいのだが――。