今日は

 なれないこといろいろやりました。



 僕の今回の役は17歳の女子高生孕ませる役です。

 そして、その彼女と親しげに話すという、車の運転の次(いや以上!)にキツイシーンが。

 女の子は苦手なのです。いや、マジで。



 しかも相手の「ぞぬ」さん(もちろん仮名:なんかAAみたいな名前だなぁ)は、女子高出身だそうで……うわーどう扱ったらいいものか。

 いろいろ気を使いつつ、苦悩しつつ、何とか撮影を終えました。



 死ぬ。これを誰かに見られたら割腹する。

 でも残念でした。この作品は、映像祭出品のため、大学では公開しない方向だそうで。

 ふう。一安心。





 さて、引越しのために荷物を片付けつつ、深夜の映画を見る。

 その名も『いかレスラー』。

 「いかいかいかいか、いかレスラー。イーカーしてーるいかレスラー」という馬鹿な歌が耳に残るB級映画



 注!

 ……以下ややネタばれ含みます。



 

 兄弟である宿敵「たこレスラー」を決死の思いで破った後、路上で彼女とデート中のいかレスラーに、いきなり襲い掛かる怪物! 

 「はーっはっはっは! 世界最強はこの『しゃこボクサー』だ! 覚えとけ!



 そんな、強引な展開アリの映画『いかレスラー



 しかも、いかレスラーは元は人間。彼は寺で修行することにより、いかレスラーになったらしい。しかもいかの姿から人間に戻ることは退化らしい。

 なんか汗だくになって修行していかになろうとする。

 ふざけるな。仏教をなんだと思ってるんだ。



 別に仏教徒でなくても、仏教を擁護したくなるような、そんな映画『いかレスラー』。



 もっともらしいコメントをするゲストのテリー伊藤が浮いている。

 あ、すげー! しゃこボクサーの腕がもげたぞ! 

 そしてしゃこボクサーの死骸から、人間が!

 「ワシは実はお前らの親父だったんじゃー!」

 たこといかとしゃこは血縁者?

 な、なんてことだーっ!



 B級ファンのこころ、わしづかみ要素満点の映画『いかレスラー』。 

 

 ……。

 というわけで『いかレスラー』。

 あなたの崇める神様(ですにゃー)が、

「今日は、一日どうしようもないことをしてすごすのじゃ。さすれば道は開かれん!」

 とかいう無茶苦茶なお告げをされたなら、真っ先に見ることをお勧めいたします。



 さて……いろいろ疲れたから寝るか。